コレクション: リボンリッジA.V.A

ウィラメット・バレー北部、シェヘイラム・マウンテンズAVAの中に位置するリボンリッジAVA。2005年に正式に認定された、オレゴンで最も小さなAVAのひとつです。周囲の谷から独立するように隆起した、細長い丘陵地で、その姿はまるで「島」のようにも見えます。標高は谷底から約208mまで上昇し、周囲の地形に守られることで、隣接する地域よりもやや温暖で乾燥した、安定した栽培環境が生まれています。

リボンリッジを語るうえで欠かせないのが、特徴的な海洋性堆積土壌です。主にウィラケンジー・シリーズと呼ばれる、細かな砂岩やシルト岩、泥岩を母材とする土壌が広がっています。適度な保水性を持ちながら、栄養分は比較的少なく、ブドウ樹の過剰な生育を抑え、果実の成熟をゆっくりと促します。また、地下水が豊富ではないことから、無灌漑で栽培される畑も多く存在します。

こうした環境から生まれるリボンリッジのピノ・ノワールは、繊細な花の香りやダークチェリー、土やスパイスを思わせる複雑さと、しなやかな酸、緻密な構造を備えることで知られています。果実の豊かさだけではなく、土地そのものの個性を感じさせる、エレガントで奥行きのあるワインが生まれる産地です。

coming soon!