コレクション: ウェストレイ

ブルゴーニュの叡智とオレゴンのテロワール、そして「待つこと」の美学

Westrey Wine Companyは、エイミーとデイヴィッドの夫婦によって1993年に設立されたワイナリーです。彼らのワイン造りの根底には、ブルゴーニュでの経験と、ワインが真の「飲み頃」を迎えるまでじっくりと待つという強い信念があります。二人は独学でワイン造りを学びましたが、その最大の転機は1991年のブルゴーニュでの修行でした。エイミーはドメーヌ・ド・ラルロ(Domaine de l'Arlot)、デイヴィッドはドメーヌ・デュジャック(Domaine Dujac)という名門で働き、雹害に見舞われた困難なヴィンテージを経験。そこで「難しい年を恐れないこと」、そして「畑から瓶詰めまで常にバランスを保つこと」の重要性を学びました。ナチュラル・ワインメーカー」という言葉を、彼らは安易に使いません。欠陥(揮発酸やブレタノマイセス)を放置するのではなく、「ワインに介入しなくて済むように、細心の注意を払って見守る」のが彼らのスタイルです。 また、ブルゴーニュのデュジャックに影響を受けつつも、オレゴンの気候に合わせて全房発酵(Whole Cluster)の比率を慎重に調整(通常15-20%)し、青臭さを出さずに美しい果実味とスパイス感を引き出しています。

そして「ビジネスとしては最善ではないかもしれないが、情熱があるからこそこだわっている」と語るのが、ワインの熟成です。多くのワインが若いうちに消費される現代において、彼らは自社の倉庫でワインを熟成させ、真の飲み頃の状態になってからリリースすることを大切にしています。

朝起きると、「エイミーは『昨夜は誰が私のワインを、最高の飲み頃で楽しんでくれただろうか』と考える」――そんな作り手の深い愛情と、長い時間をかけた熟成の深みが、Westreyのワインには詰まっています。

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ウェストレイ ワインショップ三太夫