コレクション: パトリシア・グリーン・セラーズ
オレゴン・ワインの歴史を語るうえで欠かすことのできない存在、それがパトリシア・グリーン・セラーズです。2000年、パティ・グリーンとジム・アンダーソンによって設立され、現在はウィラメット・ヴァレーを代表する造り手のひとつとして知られています。
彼らが大切にしているのは、ワインを「造る」というよりも、ブドウが育った場所の個性をいかにそのまま表現するかということ。オレゴンの歴史的なヴィンヤードを数多く訪ね、土壌、標高、斜面、クローン、樹齢など、それぞれの畑が持つ個性に向き合いながら、多彩な単一畑のピノ・ノワールを生み出しています。2021年には、実に36種類ものピノ・ノワールを瓶詰めしました。
また、ドライ・ファーミングをはじめ、オーガニックまたは高水準のサステナブル農法を実践する生産者との協働、軽量ボトルの採用や太陽光発電など、環境への配慮にも積極的です。
2017年にパティ・グリーンが亡くなった後も、彼女の名と哲学はワインの中に受け継がれています。土地の声に耳を澄まし、オレゴン・ピノ・ノワールの多様性と奥深さを追求し続ける、まさにオレゴンを代表する造り手です。